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交通事故に遭ってから解決までの流れ【全体の流れを知りましょう①】

2020.05.19

こんにちは。

中央林間ななみ整骨院院長、柔道整復師の林です。

 

今回は、交通事故に遭ってしまってから解決までの流れを説明していきます。

 

交通事故に遭ってしまったら、

  • 交通事故直後の適切な対応ができるかどうか
  • 症状改善に向け適切な治療期間を確保できるかどうか
  • 後遺障害認定
  • 賠償金獲得の示談交渉

など、各段階で正しい行動がとれるかどうかが大事になります。

 

中央林間ななみ整骨院の患者様をみていても交通事故に詳しい方は多くないため、

患者様一人では十分な対応ができず、場合によって不利益を受けてしまう可能性もあります。

 

交通事故に遭ってしまったら、保険会社や医療機関、弁護士等のサポートを受け、

身体のケアも賠償金も適切に受け取れるようにしていくことが大事です。

 

◎交通事故直後の対応について

 

交通事故直後は、以下のような行動を心掛けましょう。

 

●ケガ人の救護をする

 

交通事故を起こした運転者や同乗者には、ケガ人の救護をする義務があります。

救護をせずにその場を離れてしまうと「ひき逃げ」となり罰則が適用されるので注意が必要です。

相手がケガをしている場合や周囲の方にケガ人が出てしまった場合には、

すぐに応急処置を施し、救急車を手配するようにしましょう。

 

●危険物を除去し二次的被害をおさえる

 

ケガ人の救護が完了したら、次に現場の周囲の危険物を除去します。

そのままの状態にしておくと二次的な被害が起きてしまう可能性がありますので、

散らばってしまったものを除去したり、発煙筒や三角表示板を置くようにしましょう。

これも運転者や同乗者の義務になりますので注意しましょう。

 

●警察へ報告する

 

交通事故の当事者は、必ず警察に報告しなければなりません。

これも運転者の義務となります。

加害者から即時示談を提案されたとしても、それには応じず必ず警察を呼ぶようにしましょう。

また、警察に報告をする際に、物損事故か人身事故かを告げる必要があります。

交通事故直後に痛みが無かったとしても、体に衝撃を感じたようであれば、

後日症状が出るケースもあるため、人身事故として報告しておきましょう。

 

●実況見分に立ち会う

 

警察が到着したのちに実況見分を行っていきます。

実況見分調書と呼ばれる重要な書類に反映されますので、

交通事故状況を正確に伝えるようにしましょう。

 

●証拠を保管しておく

 

警察に任せっきりにするのではなく、自分でも交通事故の証拠を確保しておくようにしましょう。

携帯電話のカメラ機能を使って、交通事故現場の写真を抑えておくといいです。

 

●相手と連絡先を交換する

 

交通事故の相手の連絡先を確保しておきましょう。

住所、氏名、電話番号、メールアドレスなども聞いておくといいでしょう。

また、名刺を持っているようなら名刺ももらっておくと、万が一に備えられます。

相手が任意の保険会社と契約しているようであれば、担当者やその連絡先も聞いておきましょう。

 

特に、任意の保険会社と契約していない場合には、

後日音信不通とならないように、確実に連絡が取れるように手配しておく必要があります。

 

●保険会社へ連絡する

 

実況見分が終了したら、自分の任意保険の担当者に連絡をしましょう。

先程同様、相手方の保険会社の連絡先等も確認し、連絡した結果も聞いておきましょう。

 

 

以上が、交通事故直後に行うことの流れです。

 

加害者・被害者・同乗者の別に関わらず、

交通事故現場での義務が発生しますので心得ておきましょう。

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