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手首の痛み
2020.12.20
こんにちは。
中央林間ななみ整骨院の柔道整復師の西川です。
手首の痛みで「TFCC損傷」はご存知ですか。
TFCCというの軟骨繊維複合体とも言います。
前腕には２つの骨が存在します。親指側を橈骨、小指側は尺骨です。
この尺骨と手根骨（手のひら）との間の関節部分にTFCC（軟骨繊維複合体）が存在します。
その部分を損傷してしまう事で痛みが出るのです。
では、何が原因で痛みが出るのか。
それは手のオーバーユース（使い過ぎ）により前腕の筋肉が硬くなってしまった事で、手関節にかかる負担が増し炎症を起こしてしまった事で痛みを伴います。
他にも尺骨突き上げ症候群という症状でも発症します。これは、通常は橈骨の方が長いのですが、骨折などが原因で尺骨の方が長くなってしまい関節のすき間が少なくなってしまう事でTFCCが摩擦で炎症を起こします。
手の使い過ぎの場合は、筋肉を弛め炎症を抑えることで症状の改善が見込めます。
尺骨突き上げ症候群の場合は、骨を削るなどの処置を行う場合もあります。
痛みを取るには、まずは炎症を抑えなければいけません。アイシングを行う事で炎症を抑えられます。
また当院ではハイボルテージ（HV）といった電気治療でより炎症を抑えることが出来ます。
また手技治療では前腕の筋肉を弛めることとストレッチを行い柔軟性を高めることで、症状を軽減させるとともに予防にもなります。
炎症症状は処置が早ければそれだけ早く良くなります。逆に、様子を見ていても痛みは落ち着きますが根本的には良くなりません。
気になったり、痛みを感じたらお早めにお越しください。
※参考資料：出典Google
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