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産後【腹直筋離開ってなに？】
2022.11.14
こんにちは！
中央林間ななみ整骨院の柔道整復師、女性スタッフの永島です！
前回の私のブログで、お腹の筋力が低下するとどのような症状が出てくるかを書いていきました。
お腹の筋力が低下するとたくさんの症状が出てくることが分かって頂けたかと思います。
その中でも「正中線が濃く残っている」ということも書きました。
「正中線」ってなに？
と思われた方もいらっしゃるかと思います
「正中線」とは、妊娠するとおへそを中心にしてお腹の真ん中あたりに浮かび上がる1本の黒っぽい縦線のことをいいます。
正中線は妊娠期に現れる生理現象の一つで、妊婦さんの約70%に見られるといわれており、体の異常を示すものではありません。
妊娠中はホルモンバランスの変化により、メラニン色素の生成量が増えて蓄積します。
このため、お肌に色素沈着が起こり、正中線が目立つ原因となります。
なぜ妊娠中にメラニン色素の生成量が増えるのでしょうか？
女性の体は、エストロゲン（卵胞ホルモン）とプロゲステロン（黄体ホルモン）という女性特有のホルモンによってコントロールされています。
妊娠中はこの2つのホルモンのバランスが乱れて、プロゲステロンの分泌量が増えます。
プロゲステロンは悪い物ではなく、赤ちゃんが育ちやすいように子宮内の環境を維持する働きを担っていて、妊娠中のママにとっては非常に重要なホルモンです。
この正中線は、出産後の半年〜1年ほどで薄くなっていき、自然と消えていくことがほとんどのようです。
プロゲステロンの分泌量の低下によって、ホルモンバランスの乱れが落ち着いて、メラニン色素の生成量が通常に戻るためと考えられています。
しかし！
時間が経っても「正中線」が消えない！
という方もいます。
肌が原因ではなく、「筋肉」が原因という事もあります。
お腹の中心で左右の腹筋(腹直筋)をつないでいる白い線状の部分(白線)が横に伸びて薄くなると、腹直筋が離開して溝が出来てしまいます。
その溝が埋まらないことにより皮膚のたるみ、皮膚の伸びが元にもどらないことで黒い色素が残り続けてしまう事があります。
「腹直筋離開」
上記にも書いたように「白線」が横に伸びて薄くなり、腹直筋が離れてしまう事を言います。
「白線」は、他の腹筋群と筋膜で繋がっています。
妊娠中、インナーマッスルの筋力が落ちてしまうと、白線を引っ張ってしまいます。
このように「腹直筋離開」となってしまう原因は、インナーマッスルの筋力低下が原因です！
前回のブログで書いたようにEMSの電気をかけても良いですし、当院ではパーソナルジムも行っています！
産後のママさん方、インナーマッスルを鍛えてきれいなお腹を取り戻しましょう！
画像引用：Google
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