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交通事故直後は必ず病院に通院しましょう
2020.05.15
こんにちは。
中央林間ななみ整骨院院長、柔道整復師の林です。
今回は交通事故に遭った際の病院への通院についてお話しします。
中央林間ななみ整骨院に通院されている患者様でも
ときどき、このようなことをおっしゃられる方がいます。
「昔、交通事故に遭ったことがあって、
その時真面目に治療しなかったから後遺症が残っているの」
「交通事故直後は全く痛くなかったから大丈夫だと思っていたら、
後日痛くなってきて・・・でも示談にしちゃってたから泣き寝入り・・・」
今回は交通事故直後に痛みがなくても必ず病院に行きましょう！というのがテーマになりますが、
まさに患者様の体験から皆様にお伝えしたい内容となっています。
そもそも、交通事故という大きな出来事に遭遇したのに、
病院に行くという決断をしなかったのはなぜなんでしょう？
一つは、交通事故直後は興奮・緊張状態にあるため、
意外と痛みを感じづらい状態になっている。
もう一つは、自分の身体より優先すべき仕事や家庭の事情があるため。
です。
一つずつ説明していきます。
まず、交通事故直後は、その大きな衝撃やショック状態により興奮・緊張状態になってしまい、
その状態では痛みを感じないケースがあります。
この状態は当日で解除される場合もあれば、数日続くケースもあります。
患者様の中には、交通事故で通院している最中に
後日違う箇所が痛くなってきたということを言われる方すらいます。
この状態になっていることに気づかずに、
交通事故直後に大きな痛みを感じなければ
「とりあえず大丈夫」と考えてしまう方が多いのです。
ここで簡単に示談にしてしまうと
後日痛みが出たときにはもう遅いという結果になります。
どんなに軽症であろうとも、仮に症状がなかったとしても、
交通事故に遭ったという事実は変わらないので、
確実に病院で検査を受けることをオススメします。
また、2つめの自分の身体より優先すべき仕事や家庭があるため。
についてですが、意外とこれが多いかもしれません。
仕事も家庭も基本ほぼ毎日稼働していて、
このルーティンを崩してまで新たな予定を入れるのは
面倒と考えてしまうためです。
仕事の場合では、仕事帰りに病院によるには時間がもったいない。
でも、仕事中に抜け出したり、有給休暇を使ってまで通院したくない。
家庭の場合では、育児や家事があるのに、病院に通院なんかできない。
このように考える人が多いのです。
ただ、身体の辛さが増してくると、仕事や家庭に影響します。
仕事も一日8時間以上。家事や育児は２４時間体制です。
元々辛いであろうその作業がさらに辛くなることを考えたら、
時間を取ってまでケアするべきだと私は思います。
この２つの点から病院への通院をしないという選択をしがちですが、
必ず病院には通院しておくようにしましょう。
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